古いノートパソコンからお宝のリチウムバッテリーを取出し再利用

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「リチウム電池は危険!」とのご指摘があります。確かにその通りです。発火しやすく危険です。しかし、悪役ではありません。容量はニッケル水素電池の3倍以上、電気自動車や電動工具、携帯電話などの発展の影役者です。

家の中にあるリチウム電池は、スマートホン、タブレット、ノートパソコン、ワイヤレスイヤホン、カメラ、ビデオ、携帯充電器、携帯扇風機、携帯蚊取器、車載用加湿器、充電式LEDライト、ポータブル電源など、リチウム電池に囲まれて生活しています。
私たちの便利さの発展の一躍はリチウム電池にもあります。

ノートパソコンのリチウム電池
リチウム電池を使ったLED電灯

コイン電池の火災や、普通の電池でも火災になります。多くの事例があります。電池=便利=危険なのです。
なんで電池が危険なのか、どの程度で劣化するのか、どのような使い方ができるのか真剣に考えると、電池をゴミと一緒の捨てることは減ると思います。

再利用の電池を使っては行けない場所

●電動ドライバーや電動工具で、大電力が流れる個所
●高温になりやすい場所

このような電池は使わないで

●充電してもすぐに放電してしまう。
●充電が終わらない。
●充電中に熱くなる。
●変形している
●液漏れしている
●周辺の電池の多くが液漏れしている。

電池への直接の半田付けは絶対におやめください。

電池内部には絶縁材や安全弁、セパレーターなどに多くのプラスチック製品が使われています。それらが、半田付けの高温で溶けて機能しなくなり危険です。

電池ボックスを使うか、スポット溶接です。左図はスポット溶接での注意点です。

絶縁材にはカプトンテープや布テープを使っています。

エの字型のスポット溶接は、伝導板2枚と電池のフチを同時に溶接する場合があり危険です。ロの字の溶接と絶縁材の追加をお忘れなく!

—-電池の分解、再利用には以下の危険も伴います。—-
 ●カッターや破片で怪我のおそれ
 ●液漏での炎症や怪我のおそれ
 ●発熱での熱傷や火災のおそれ
 ●その他の危険
怪我が無いように十分ご注意ください。

この記事や写真、映像などをご覧になり制作したり、参考された場合での怪我、事故、火災、発火などは全て自己責任です。定格、設置の方法を十分注意し、よく調べて事故や怪我にならないようご注意ください。当サイトにはどのような場合でも一切の責任はございません。

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